おはようございます。
日曜日の台風は、
平穏無事な松山市でも想像を超える風雨でしたが、
皆様何事もなければいのですが。
その豪雨の中、
足を運んで下さったお客様、
『開けてて良かった』と思える素敵な時間を作って頂き、
とても有意義な楽しい時間をが過ごせました。
本当に有難うございました。
そして昨日の月曜日も、
ご来店頂いた皆様、有難うございました。
それでは本日は、
FREEMAN的最高峰インポートアウターの3ブランドが全て揃いましたので、
今週はそのアウターを1ブランドずつご紹介したいと思います。
まず今日は、
ここ最近気になるイギリスファッションだけに、
押さえておきたいブランド、
「INVERTERE (インバーティア)」のダッフルコートをご紹介いたします。
「INVERTERE (インバーティア)」1904年、Harold Parkin氏とその兄弟が
イギリス・Newton Abbot中心部でコート作りをスタートし、
"The Invertere Coat Company Ltd."を設立。
彼らは、新発明品の自動車を持つような富裕層に向けて、
リバーシブルコートを発明しました。
リバーシブルコートは1900年代当時、非常に革新的でした。
"The Invertere Coat Company Ltd."の代表な商品は、
ダッフルコート、リバーシブルトップコート、レインコート、
オーバーコート、カントリーコートなどがあります。
全ての商品は品質と耐久性を保つため、
伝統的なカッティング・縫製・仕上げの技術で作られています。
世界に数台しかないミシンでかなり時間をかけて作られるコートの数は
生産効率がかなり悪く、しかしとても暖かく、
そして生地表面に浮かび上がるヘリンボーンのウール生地は、
多くのハイメゾンに使用されていました。
ところが世界恐慌に陥り、誰彼かまわず高級な生地を使うのは不可能に。
そして冬場のヘリンボーン生地を主力とし、
夏場に対応できる生地を持たなかった
"The Invertere Coat Company Ltd."はあえなく倒産。
そして21世紀。
数々のブランドがあのヘリンボーンのメルトン生地を
再現しようとしましたが、
あの分厚くて美しい生地は、表現できず断念。
そこで、近年もう一度"INVERTERE"社が復活。
そして美しいヘリンボーン生地も復活。
生地表面がヘリンボーン、裏地はメルトン。
弾力性のあるウールメルトン生地は、
他には真似出来ない素晴らしい生地になっています。
触った感じは厚手ではございますが、
インバーティアの特殊なメルトン生地には空気層もあるので、
弾力性があり、想像以上に着心地は軽く、
長く長く愛用できる
目の詰まった重厚感たっぷりなダッフルコートに仕上がっております。